安田 直樹
准教授
博士(商学)慶應義塾大学
安田 直樹准教授
博士(商学)慶應義塾大学
マクロ組織行動論と呼ばれる企業行動のメカニズムを明らかにする分野を専門にしており、その中でも主に組織学習理論やネットワーク理論に関する研究を行っている。データ分析に基づく定量的なアプローチをとっており、近年は組織学習の失敗要因、戦略的転換の促進要因、ネットワーク構造に基づく知識獲得、などの研究プロジェクトを行っている。
専門分野
マクロ組織行動論、経営戦略論
所属
経営学科
ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻博士課程前期課程
ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻博士課程後期課程
学歴
慶應義塾大学経済学部
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程
主要な研究業績
Yasuda, Naoki & Masaaki, Kotabe. 2021. Political Risks and Foreign Direct Investments by MNCs: A Reference Point Approach. Global Strategy Journal, 11(2), 156-184.
Yasuda, Naoki 2019. Why Do MNCs Divest or Retain Foreign Subsidiaries? Approaches from Dependency and Redundancy in Subsidiary Networks. 『多国籍企業研究』第12号 pp.1-18.
Yasuda, Naoki & Hitoshi, Mitsuhashi. 2017. Learning from Political Change and the Development of MNCs’ Political Capabilities: Evidence from the Global Mining Industry. Management International Review, 57(5): 749-774.
Jungwon, Min & Naoki Yasuda. 2019. Normalization of Human Errors in Organizations and the Role of Early Disastrous Environments. European Group of Organizational Studies.
Yasuda, Naoki. & Toshimitsu, Ueta. 2019. Forced and Voluntary Divestment by MNCs: Reconfiguration of International Operations. アメリカ経営学会 (Academy of Management) 年次大会発表論文
アワード・ファンディング
2015~2016 科研費 研究活動スタート支援 「海外子会社の存続及び撤退に関する実証研究」
2017~2019 科研費 若手研究(B) 「海外子会社のネットワーク構造と発展に関する実証研究」
2019~2021 科研費 基盤研究(B)分担 「二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証」
2020~2022 科研費 若手研究 「海外子会社のリストラクチャリングに関する実証研究」
2021~2025 科研費 基盤研究(B)分担 「多層的なネットワークを用いた組織慣性をマネジメントする知識創造」
著書
安田直樹 第16章 「国際資本移動と我が国の対内投資促進政策」 『新・国際経済論』 八千代出版 2017年4月21日
安田直樹 第7章 「戦略理論とその実行:合理性と慣性に基づいたマネジメント」 『ビジネスデザインと経営学』 創成社 2016年11月20日