立教大学

中原淳
教授

博士（人間科学）大阪大学

中原淳教授

博士（人間科学）大阪大学

人材開発（ひとづくり）と組織開発（組織づくり）を研究テーマにしています。職場における人々の学習・熟達、若年労働者の組織適応、リーダー・管理職の育成などが主要な研究テーマです。
　　　
最近は、長時間労働問題、女性を含め、誰もが働きやすい職場のあり方に関する研究、中小企業の人材開発に関する研究、転職に関する研究、アンコンシャスバイアスの測定に関する研究、企業合併時のマネジメントに関する研究を、企業の皆さまと、ともに共同研究しています。
　　　
大学院教育では、これまで主たる指導教員として、研究室から20名の修士号取得者、10名の博士号取得者を輩出しました。学部教育においては、1学年20名、合計60名のゼミナールを運営しています。人材マネジメント、人材開発、組織開発にまつわる専門性を獲得したい学生を募集しています。

専門分野

人材開発、組織開発、リーダーシップ開発、チーム開発、人材マネジメント

所属

経営学科
経営学研究科経営学専攻博士課程前期課程（LDCコース主査）　
経営学研究科経営学専攻博士課程後期課程（大学院・中原ゼミ主宰）

学歴

東京大学教育学部、学士（教育学）
大阪大学大学院人間科学研究科、修士（人間科学）
大阪大学大学院人間科学研究科、博士（人間科学）

主要な研究業績

Workplace Identity Profiles: Associations with Personality Traits and Work Adaptation of Young Japanese Adults. Hatano, K., Hihara, S., Ikeda, M., Nakahara, J., Tanaka, S. and Sugimura, K.(2023) Journal of Adult Development. Published online 22 December 2022 https://doi.org/10.1007/s10804-022-09435-2
Validation of the Japanese Version of the Revised Version of the Compound Psychological Capital Scale (CPC-12R). Ikeda, M., Hatano, K., Tanaka, S. and Nakahara, J,(2023) Frontiers in Psychology. Doi: XX
共有型リーダーシップ研究の動向と展望−先行要因・モデレータ要因研究に着目して−，堀尾志保・中原淳（2022）産業・組織心理学研究，36，pp29-52
日本人管理職の異文化に対する態度が外国人部下の育成支援行動に与える影響に関する探索的研究 ―顕在的態度と潜在的態度に注目して―. 島田徳子・中原淳（印刷中）異文化間教育. Vol.58. ppXX-XX
管轄チームの共有型リーダーシップ促進に向けた企業管理職の行動過程と行動内容に関する探索的研究. 堀尾志保・中原淳（印刷中）日本労務学会 XX ppXX-XX　など共著ふくめて40本以上

アワード・ファンディング

日本の人事部 HRアワード2020書籍部門優秀賞（単著、2019：「サーベイフードバック入門」）日本教育工学会　論文賞（共著、2020年）
日本の人事部 HRアワード2019書籍部門最優秀賞（共著、2019：「組織開発の探求」）人材育成学会　論文賞（共著、2017）
日本ビジネス実務学会　研究奨励賞（共著、2016）
日本の人事部 HRアワード2012書籍部門特別賞（単著、2010：「職場学習論」）
日本科学教育学会　論文賞（共著、2006年）
日本教育工学会　論文賞（共著、2005年）
日本教育工学会　論文賞（共著、2002年）