石川 淳
教授
博士(経営学) 慶應義塾大学
石川 淳教授
博士(経営学) 慶應義塾大学
リーダーシップと多様性についての研究をしています。価値観や考え方が異なる人が集まり、相互の違いによるコンフリクトを乗り越え、より創造的な成果を生み出すために何が必要なのかを研究しています。とりわけ、多様性が高いグループにおいて、メンバーのそれぞれが自分の強みを活かしたリーダーシップを発揮するために何が必要なのかを明らかにしようとしています。
専門分野
リーダーシップ論、組織行動論、人材マネジメント論
所属
経営学科
経営学研究科 経営学専攻博士課程前期課程
経営学研究科 経営学専攻博士課程後期課程
学歴
慶應義塾大学法学部卒
慶應義塾大学経営管理研究科修士課程・博士課程修了
主要な研究業績
Changing Facets of Leadership in East Asia: Globalization, Innovation and Creativity in Japan, South Korea and China. Asia Pacific Business Review, 25 ( 2 ) 161 – 172, 2019.
Formal voice mechanisms and portfolio career workers’ prosocial voice in Japan and Korea: the mediating role of managers’ issue-related leadership activities. Asia Pacific Business Review, 25 ( 2 ) 194 – 226, 2019.
村上由紀子編『グローバル研究開発人材の育成とマネジメント』「第7章「研究開発チームの多様性と創造的成果の関係」中央経済社、 2019年
Leadership, design process, and team performance: A comparison between the Japanese and Australian R&D teams. Journal of Developing Areas, 49 ( 6 ) 489 – 496, 2015.
Transformational Leadership in Japanese R&D teams: Team Efficacy, Norm for Maintaining a Consensus, Communication, and Team Performance. 立教ビジネスレビュー8, 61 – 73, 2015.
アワード・ファンディング
1997年 日本労務学会研究奨励賞
2011年 Pan-Pacific Conference XXVⅢ Outstanding Paper Award
2014年 Pan-Pacific Conference XXXI Outstanding Paper Award
2014年4月 - 2019年3月 「グローバル・ビジネス・リーダーシップの理論および教育技法に関わる研究」文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
2012年4月 - 2017年3月 「多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション」日本学術振興会 科学研究費助成事業
社会活動
人材育成学会常任理事
人材育成学会学会誌「人材育成研究」編集委員
日本労務学会理事
組織学会学会誌「組織科学」シニアエディター
Asia Pacific Business Review誌 International editor
インタビュー・メディア
異見交論34「最強のチームに変える~タテわり・タコツボからシェアド・リーダーシップへ」読売新聞教育ネットワーク
「中高年活躍に向けたシェアド・リーダーシップとは?」役割創造プロジェクト
「「カリスマ上司がロールモデル」の時代は終わった」日経ARIA10月号
「VUCA時代に生き残る「誰もがリーダー」になる組織」日経ARIA11月号
「組織活性のカギ・部下のリーダーシップを育てる3つの柱」日経ARIA12月号
著書
『シェアド・リーダーシップ:チーム全員の影響力が職場を強くする』中央経済社、2016年